パチンコ店激戦区、“娯楽”へ回帰 貸し玉1円店も出現

  • 2007.07.17 Tuesday
  • 22:44

【長野県】パチンコホール激戦区の上伊那地域で貸し玉料を従来の1個4円から引き下げる店が出てきた。ギャンブル性が高じ客離れを招いた反省から、遊技そのものを楽しむ娯楽への回帰が進んでいる。業界全体も「手軽に安く遊べる店舗づくり」を目指す流れにあり、30兆円産業は大きな転機を迎えている。

 パチンコホールやゴルフ練習場を経営する赤玉(伊那市)は先月、玉を1個1円で貸し出す県内初の「1円パチンコ」を2店舗で導入した。貸し玉料が1978年に「1個4円以内」と決まって以来、上限の4円に長く据え置かれてきたが、その“慣例”を破った。

 「少ないお金で長くプレーし、遊技そのものを楽しんでもらうのが狙いです」と冨田伸専務(45)は話す。玉が多ければ当たりが出る確率も増えるため、同じお金で従来の4倍以上は長く遊べる計算になる。

 上伊那では既に「軽パチ」「半パチ」といった名称で、貸し玉料を1個2円に引き下げたホールもある。だが、1円パチンコはライバル店への対抗よりも、むしろ行き過ぎたギャンブル性を是正する意味合いが濃い。

 冨田専務は「本来、パチンコは時間消費型の娯楽。なのに今は射幸性が強く、瞬く間にお金が減る。これでは客離れが進むばかり」と嘆く。

 レジャー白書によるとホール業界全体の売上高は95年の30兆9020億円をピークに30兆円弱で推移。一方、参加人口は94年の2930万人をピークに1千万人以上も減った。参加人口が減っているのに売上高がさほど落ちないのは、客1人が費やすお金がそれだけ増えた証拠である。

 こうした状況から、パチンコホール全国組織の全日本遊技事業協同組合連合会(東京)は今年2月、行き過ぎた射幸性を抑え、客が手軽に安く遊べる環境への業態転換を目指す宣言をした。

 2004年7月の風営法改正で射幸性の強いパチスロ機の撤去も強いられ、ギャンブルイメージの一掃が業界内外から求められている。果たして1円パチンコは今後の主流になるのか?

 専門誌「パチンコ必勝ガイド」の編集部は「1円パチンコはここ1年で登場してきたが、業界全体で見ればまだ少数。このまま急増するとは考えにくい」と話す。

 貸し玉料を下げればホールの売り上げも当然減る。赤玉の2店舗では、1円と4円の台を半々程度の割合で置いているが「1円台をこれ以上増やすのは経営的に難しい」と冨田専務は話す。

 同編集部は「ホールを維持するには、客層のすみ分けが今後は欠かせない」と分析。娯楽性を追求しながら、従来の固定客と安い料金客をどうバランスよく取り込むかが重要になっている。【中日新聞】


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コメント
負ける時が多いパチンコで貸し玉が4円から1円に下がれば単純に負けが4分の1になるが、勝った時の金額も下がるわけで・・・
ギャンブル性を抑えた経営は店もそうだが客にも厳しいのでは?
ゲーセン感覚ならOKだね。
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